便利な世の中になった反面、毎月の生活コストは昔に比べてかなり上がっているように感じます。日本の場合は、所得の平均はほとんど変わっていないのに、物価ばかりが上がってしまって、どんどん生活が苦しくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
また、サブスクのサービスや通信費など今まではなかったようなコストも余計にかかるようになってきました。
電話機能としての携帯電話だけの時代と違い、国民全員がインターネットと通信環境を携帯しているような状況ですから、いつでもどこでも好きな動画を見たり、調べ物をしたりできるのは本当に助かりますが、その分通信料なども必要になってきます。
今の生活で毎月支払っている固定費は本当に必要なのか、今一度考えてみてはいかがでしょうか。また食費や交際などの変動費を減らすことでも節約をすることができます。
この記事では生活レベルを落とさずに毎月の生活費を安く押さえるポイントをいくつか紹介したいと思います。
ガスや電気の料金プランの見直し
光熱費の場合、季節によっても料金はかなり変動します。真夏や真冬は高額になりがちですが、春や秋は比較的安くおさまります。特に冷暖房をフルに使っていると電気代はかなり高くなってしまいますので、気をつけましょう。
毎月の電気代については基本料金と電力量料金の合算で請求されるようになっています。
毎月の電気代は、固定料金の「基本料金」と使った分だけ請求される「電力量料金」の2つから成り立っています。
電気に関しては意識して無駄な電気代を減らすことで毎月多少は安くなります。気を付けていれば分かりますが、誰もつかっていないのに電気を消し忘れたりとか、意外と無駄に電気を使っていることがあります。
また、ガスや電気どちらにも言えることですが、プランや契約会社の見直しをすることで安くなる場合もあります。
今は電気、ガスも大手の携帯キャリアも乗り出していますので、スマホと合わせることで割引になることもあります。
格安SIMに乗り換える
スマホを大手キャリアで使っている人は格安SIMのスマホに乗り換えるだけで毎月の料金が格段に安くなる場合があります。そこそこ使っている人なら毎月数千円単位で安くなることもあるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
例えばドコモで毎月1万円近くスマホ代を払っていたのに、楽天モバイルやワイモバイル、OCNモバイルONEなどの格安スマホに変えただけで、毎月の支払いが半分ぐらいになることもあります。
さらに時々キャンペーンなどもやっている時があるので、期間中に契約することでさらにお得になる場合もあります。例えば、OCNモバイルONEのキャンペーンだとスマホとのセットセールをやっていたりするので、安く機種を手に入れることも可能です。
使い方や契約会社、プランによっていろんなパターンはありますが、少しでも安く押さえたいのなら格安SIMはおすすめです。
漫画や動画のサブスクのチェック
漫画や動画だけに限ったことではないですが、ネットにはいろんなサブスクがあります。
毎月500円とか1,000円とか…料金だけ聞くと、これぐらいならいいかと気軽に加入してしまう人も多いですが、サブスクもまとまれば結構な金額になってきます。
動画サービスだけでも4つも5つも契約している人も多く、なかなかひとつずつチェックしないので、知らないうちにクレジットカードから支払っている人も多いでしょう。
毎月ちゃんと使っているのならいいと思いますが、よくよく調べると全然使っていないサービスに毎月お金を支払っていたということも珍しくありません。
加入はしたけど意外と使っていないサービスも必ず出てくると思いますので、最低でも２、３ヶ月に１回ぐらいは契約しているサブスクのチェックと見直しを行なうようにしてみてはいかがでしょうか。
無駄なサブスクのひとつやふたつは見つかるかもしれません。
クレジットカードをうまく使ってポイントを貯める
今や何でもクレジットカード決済が当たり前の時代になってきました。特にインターネットの場合はカードがないと買い物もできないし、ネットのサブスクなどの利用はほとんどがクレジットカードを使うのが一般的です。
クレジットカードも適当に使うのではなく、ポイントの還元率の高いものなどをうまく使ったりして、少しでもポイントを貯めることが可能です。
また、毎月必ず必要になるトイレットペーパーや洗剤などの日用品なんかもまとめてネットでカードで買えばその分ポイントも貯まりやすいし、こうした日用品はネットのほうが安い場合もあります。
まとめ買いすることで近所のスーパーより安く買えることもあるのでおすすめです。
節約を目指す人は毎月の支払いやカード明細を必ずチェックしましょう！
たぶん今の時代は毎月カードで支払う金額は昔より増えているように思います。そしてほとんどの人はカードの明細をいちいちチェックしないため、知らず知らずのうちにお金を払っているサービスなんかもあるかもしれません。
特にコンビニやスーパーなどでもカード決済するのが一般的になってきたため、明細もかなり細かく記載されるため、チェックするのも面倒に感じることも多いでしょう。
それでもカード明細はきっちりと調べて、いつ何にどれぐらい使ったかを把握することこそが節約への第一歩と言えるでしょう。