一見華やかに見えるIT業界ですが、仕事自体は華やかなものとは異なり、地道な作業がメインの仕事も多々あります。それでも全体的に給料が高いことやIT業界というイメージも手伝って、この業界で働きたいという人は非常に多いです。
また、将来的に独立をしたり、IT系のフリーランスとして活躍している人も多く、そういう人は比較的高収入を得ている人が多いのも人気の秘密でしょう。
もちろんひとくくりにIT業界と言っても実に様々な職種があり、収入や仕事内容も大きく異なります。
今回はIT業界でフリーランスとして働くための基礎知識についてまとめていますので、これからIT系のフリーランスを目指す人はぜひ参考にしてみてください。
IT系のフリーランスとして多い職種
まず職種を見ていきましょう。冒頭にも書きましたがIT業界と言っても非常に様々な仕事があります。特にフリーランスとして活躍している職種だと、システムエンジニアやプログラマーを始め、デザイナーなどのクリエイター、仕事をまとめるディレクターや編集者などもIT業界にはたくさんいます。
他にはコンサルタントやアナリスト、マーケッターとして活躍するフリーランスの人もいて、ほとんどあらゆる職種でフリーランスが活躍しています。
15年ぐらい前だったらここまでフリーランスが活躍する環境が整うというのは考えられなかったかもしれませんが、テレワークやオンライン会議などが一般企業に浸透することで、遠方の人たちともリアルタイムで複数人集まって会議ができるため、田舎に暮らしながら大きなプロジェクトチームの一員として仕事をしている人も増えてきています。
これからの時代はあらゆるものがインターネットにつながるようになってきていますので、そういう意味ではあらゆる仕事がIT系になってきていると言えるかもしれません。
IT系フリーランスの働き方
近年デジタルやネットワークに関連した人材に対する需要が急激に高まってきています。フリーランスとして活動する高いスキルを持った個人が大手の企業から仕事を受託するケースも日常的に行われるようになり、年々そのハードルは下がりつつあります。
また、クラウドソーシングの台頭や企業案件を仲介するエージェントサービスも増えてきて、どんどん環境が整ってきています。
そういう意味ではこれからはスキルさえ身につければフリーランスとして働くのは特別なことではなくなってきました。
今後はさらにこの傾向は続き、IT系フリーランスも益々増加していくと予想されますので、ギークスジョブのような企業案件とフリーランスをマッチングさせるフリーランスエージェントのようなサービスも今後さらに増えていくでしょう。
未経験からITフリーランスになる道
全く経験がなくてもフリーランスになれるのかという疑問を持つ人も多いでしょう。普通に考えればIT系に限らずフリーランスになる人は、よほど特別な能力がある人以外は、まずは自分が就きたいと思う職種や業界に就職して経験を積むのが一般的です。
しかし専門学校で勉強したり独学で知識をつけて、独立する人も少なからずいます。
では、未経験からフリーランスになるにはどういう職種でどういう勉強をすればよいかを説明したいと思います。
未経験でもフリーランスとして仕事ができる職種と言えば、WEB関連の仕事が適しています。もちろんWEB関連と言っても、デザインやプログラミングだけでなく、ライティングやSEO対策、マーケティングなど様々な仕事があります。
仕事内容も大手の大きな企業案件だけでなく、街の小さな店舗のホームページ作成のような個人でもまるごと請け負える仕事もあるため、独立しても比較的仕事を得やすいという利点があります。
また小口案件などはクラウドソーシングやスキルマーケットなどに多数案件が出ているため、小さく始めるには最適です。
まずは自分の得意分野でこういった小口案件をたくさんこなして自信と実力をつけてから、大きな案件にステップアップしていくことも可能です。
経験を積んでからITフリーランスになる道と適している職種
もちろんどんな職種も経験を積んでからのほうがいいに決まっていますが、特に経験が必要なものとしてシステムエンジニアの仕事があります。エンジニアの仕事はWEB系の仕事のように小口のものはほとんどなく、たいてい大掛かりなプロジェクトなどがメインになります。
そのため自分一人でまるごと請け負って一人で納品できるようなものではなく、常に複数の人間が絡んでいることも多いです。
また求められるスキルが高いことや実務経験を必要としているところも多いため、最低でも3年~5年程度の実務経験はあったほうがいいでしょう。仕事自体も受注して自宅で仕事するものばかりでなく、クライアント企業や取引先に出向いて常駐で作業することも多いのが特徴です。
クラウドソーシングで仕事を受けるのに適しているフリーランスの職種
クラウドソーシングで多いのはデザイン系の仕事、WEB系の仕事、それからライティング系の仕事でしょう。クラウドソーシングのIT系の仕事はこれらの職種がほとんどを占めていると言っても過言ではありません。
特にライティング系の仕事に関しては、記事を書く分野に精通してさえいれば仕事としては十分に成り立ちます。WEB系の仕事は、小規模ホームページ制作からプログラミング、WEBデザイン、設計、コーディングなどをはじめ、マーケティングや集客、SEO対策まで様々な職種があります。
一般的にWEB関連の案件はクラウドソーシングに出ていることが多いため、たくさん案件をこなしたい人には適しています。
但し、全体的に単価は安めなため、ある程度経験を積んでスキルが挙がれば、クラウドソーシング以外で大きめの案件を取ったりしながらスキルアップしていくほうが将来的な収益を考えるとベターです。
フリーランスエージェントを利用するのに適している職種
最近はギークスジョブのようなフリーランスエージェントが増えつつあります。フリーランスエージェントというのは先にも少し述べましたが、企業案件とフリーランスをつなぐサービスです。
クラウドソーシングサイトには出てこないような大型案件や高額案件も多いのが特徴です。こういったエージェントを利用するのに適しているのはシステムエンジニアやプログラマーなど実務経験豊富なスキルを持った人です。
いろんなサイトを見てみてもギークスジョブなどの有名エージェントは評判もよく報酬も高いようなのでおすすめです。ぜひITフリーランスを目指す方はエージェントに申し込んでみましょう。
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フリーランスとして稼ぐために必要なこと
これからITフリーランスとしてお金を稼ごうと思うのであれば、まずは実績を積んでスキルを磨くことに力を入れましょう。もちろん他にも必要やことや大切なことはたくさんありますが、スキルがなければいつまでも単価の安い仕事から抜け出せなくなるため、とにもかくにもまずはスキルアップをしながら、ひたすら実績を積むことが大切です。
スキルが高くなれば大型案件やフリーランスエージェントなどを通せば、専任のエージェントなどが高額案件を紹介してくれることにもつながります。エージェントを通して案件を定期的にもらえるようなれば、フリーランスとしても十分な年収を獲得することも十分可能です。
IT系のフリーランスは今後ますます増えていきますが、その分需要も拡大していくことが見込まれますので、本気でフリーランスを目指す人は自分の得意分野を決めて、徹底的にスキルを磨く努力をしましょう。