WEB集客の大きなメリットとしては初期費用がほとんどかからないという点です。例えばツイッターやインスタグラムなどのSNSアカウントは無料で開設して、投稿もすることができます。
また、YoutubeやTikTokなどの動画コンテンツについても動画さえ作れれば無料公開することができます。
ホームページを作る際はドメインやサーバーの確保が必要ですが、それでもドメイン代は年間数千円程度、サーバー代も月1000円もあれば十分です。
つまりほとんどお金をかけずにいろんなツールを使ってアピールすることができるのがWEB集客の大きなメリットです。
ただ、SNSをやるにしてもホームページを作るにしても運用が非常に大変です。あちこちでアカウントを作ったりしてもしっかりと運用ができなければ逆効果になってしまいます。
特にSNSは更新が命ですので、一度更新が途絶えてしまうとずるずると放置してしまう人も少なくありません。
無料だからと言って一気にいろんなものに手を出すのはよくありません。
どういった目的で集客をするのかというのをまずは再確認して、一番最適なものに集中して運用していくのが望ましいでしょう。
まずは目的を明確に!
広告にはいろんな種類があります。例えばテレビのCMでもそうですが、注文用の電話番号が載っているような通販番組であれば、目的は売上獲得になります。
逆に高級車などのCMでかっこいいイメージの映像だけが流れてくるような広告は、認知をされることやブランディングが目的になっています。
ネット広告でも同じで必ずしも売り上げを上げるための広告がすべてというわけではありません。小さい会社などは売上やリード獲得が中心になりますが、認知を広めるためやブランディングのために広告を出しているところもあります。
どんな業種においてもまずは知ってもらうということが大切ですので、ブランディングや認知の獲得も非常に大切です。目の前の売上だけに走り過ぎると長期的に見るとあまり儲からずに失敗してしまうこともあります。
自身のビジネスで何が一番のウリで何を目的として広告を出したいのかを明確にすることが大切です。
ペルソナの設定をしっかりと!
ペルソナとはターゲット層となる人物層です。男性向けの商品なのに男女関係なく広告を出してしまっては、無駄なコストをかけしまうことになります。
WEB集客の最大のメリットはこうしたペルソナの設定を細かくできる点にあります。つまりペルソナから離れている人には広告は出さないようにすることができるため、できる限り自身のビジネスに合ったペルソナをきっちりと把握しておくことが必要です。
また、どんな層に一番受けるのか分からないという人は、実際に周りの人に聞いてみるとか、細かくターゲット層を指定して異なった広告を出して、コンバージョン率を比較することで刺さるペルソナ像が見えてくることもあります。
WEB広告については正解はなく、常に試行錯誤を繰り返しながら最適解を見つける作業になりますので、とにかくいろんなチャレンジをしてみることが大切です。
ランディングページも重要
広告を見てあなたのサイトに訪れた人ががっかりしないようなランディングページの設計も大切です。
せっかくいい広告を出してクリックしてもらったのに、サイトに訪れてなんかイメージと違うと思われた一瞬で離脱されてしまいます。
一番いいのはそのまま商品購入をしてもらったり、予約などのアクションをしてもらうことですが、初めて訪れたサイトでいきなり商品購入したり、お金を落としてくれる可能性はそれほど高くありません。
そのため、LINE友だちやメルマガ登録などで一旦潜在的な顧客リストとして獲得できるような導線を作っておくことも大切です。