給料アップや転職にも最適!スタディングで勉強できる比較的取得しやすい資格

昔の通信教育と言えば、毎月定期的に教材が送られてきて、準備されたカリキュラムに沿って学習するというスタイルが一般的でした。

しかしスマホやタブレットをほとんどの人が持つようになり、さらにネット環境も以前に比べて格段に速くなったこともあって、通信教育のほとんどはネットを介してセミナーを受講したり、クイズ形式で学習したりとより快適に便利に利用できるようになってきました。

昔のような教材とノートを使って学習する場合はどうしても勉強と言うイメージが強く、集中力も続かず、結局資格試験を受ける前に勝手に諦めてしまったという人も少なくありません。

今のようなタブレットでできるような学習法だといつでもどこでも自分の好きな時間に勉強することができる上、動画などを見ることで理解のスピードも格段に速くなるため、社会人になってからいろんな資格取得にチャレンジする人も増えてきました。

そんな中でも有名なオンライン型の通信講座にスタディングという講座があります。スタディングは2008年に元々は中小企業診断士の資格から始まって、今は30種類ぐらいの通信講座を提供している会社です。スタディングの口コミ・評判についてはネットでも見つかるので探してみて下さい。

そんなスタディングの講座の中でも、誰でも受験ができて、比較的降格しやすい資格、そして就職や転職はもちろん、人生にも役に立つ資格をいくつか紹介したいと思います。

簿記

簿記は昔からある資格で会社の経理に必要不可欠なスキルです。簿記については記録や計算のルールがあり、それに沿った帳簿を作成するのですが、そのための知識や技術を習得できるのが簿記の資格です。

実は簿記検定には、日商簿記や全経簿記、全商簿記といった3種類の簿記検定がありますが、一番有名なのは日商簿記検定です。日商簿記検定という名称は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

日商簿記検定にも難易度によっていくつか種類があります。一般的には実務で使えるのは3級以上のレベルと言われていますので、ほとんどの人はまずは日商簿記3級を目指して勉強することになります。

もちろん全く自信のない人や初めての人は自信をつけるためにも初級から受験をすることも可能です。

また、簿記はお金の流れをきちんと管理ができるスキルであり、技術的なこと以外にも会社経営に役立つ一般常識や経済的な知識も同時に身につきます。

そのため、経理や事務以外の分野での就職や転職であっても履歴書に書いておくだけで、有利になる可能性はかなり高い資格でもあります。

一般的には簿記3級でも十分ですが、もし2級も取得できれば経理部門などの就職や転職にはかなり有利になることは間違いありません。

FP(ファイナンシャルプランナー)

日本は小学校から大学まで学校の勉強ではお金というものについては、あまりちゃんとした教育がなされていないと良く言われます。実際お金に対しての知識や勉強は大人になってから興味を持って行なう人も増えています。

ファイナンシャルプランナーはお金のスペシャリストですが、日本でも最近になってやっと知名度が上がってきたのではないでしょうか。アメリカなんかだとファイナンシャルプランナーの地位はかなり高く昔からお金のスペシャリストとして富裕層に支持されている職業です。

ファイナンシャルプランナーの具体的な分野は税金や投資、住宅ローン、不動産、相続、保険などが中心で、人間が生活する上で絶対に避けては通れないお金についての助言をしたり、プランニングをするお仕事になります。

ファイナンシャルプランナーの試験はそれほど難しいものではなく、社会人であっても空き時間に勉強することで比較的簡単に取得できる資格です。

自分の人生や生活に役立てるため、自分のお金に対するリテラシーを上げるためなど自分のために受講する人も増えています。

もちろんファイナンシャルプランナーの資格や就職や転職にも役に立ち、独立して起業することも可能な仕事です。

なお、ファイナンシャルプランナーになるには、国家資格と民間資格の2つの資格があり、どちらかひとつを取得する必要があります。

国家資格のほうは1級から3級まであり、2級以上が必要です。また民間資格の場合はAFPとCFPという2つの種類があり、それぞれ国家資格の2級、1級に相当します。民間資格の場合はAFP以上が必要となります。

ファイナンシャルプランナーになることで、結婚後の保険の知識やマイホームを買う際の住宅ローンの知識、子どもの教育費、貯蓄や投資、老後の年金などについての知識を得ることができるので、自分の人生を豊かにするためにも持っておくと良い資格であることは間違いありません。

ITパスポート

あまり聞きなれないITパスポートという資格ですが、実はこの資格は2009年の4月に新しくできた資格でまだ10年ちょっとのため、知らない人も少なくありません。

この資格は経済産業省が認定している国家資格です。ネットが当たり前のように私たちの生活に浸透し、ビジネスパーソンのほとんどはパソコンを所有し、活用をするのが当たり前の今の時代。特に日本はITに関しては世界に遅れを取っていることもあって、一部のエンジニアやプログラマーなどの技術者以外の幅広い層にも、ITにおける正しい知識を広めるために新設されています。

ITパスポートを略してアイパスと呼ばれることも多く、年間の受験者数は年々増えてきています。

ITパスポートの試験にはストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)という3つの分野があります。一見非常に難しいように感じますが、それぞれの分野の基礎的な知識が中心のため、事前にしっかりと勉強することで予備知識がない人であっても、合格することはそれほど難しくありません。

もちろん受験資格は特になく、実務経験も不要なので、誰でも受験することが可能な上、合格率も比較的高く人気の資格になってきています。

また、就職や転職に関係なく、自分自身のITリテラシーを高めるために受験する人も増えており、ネットに関連したリスクを回避するための知識を身につけられる資格としても役に立つことは間違いありません。

この資格はIT系の会社だけでなく、ITに遅れがちな一般企業やネットに全然追いついていない中小企業への就職や転職にも役に立ちます。社内にITの知識のある人が誰でもいない会社なんてたくさんありますので、こうした資格持っていることで重宝される機会も増えています。

これから資格取得を目指す人へ

資格取得は就職や転職をするにあたってはとても有効な手段のひとつです。直接その会社に関係のある資格でなくても、資格の種類によっては重宝されるものもあります。

また、資格取得するには一定量の勉強も必要になります。社会人になってから空き時間を活用して目標とする資格を取得したというプロセスを評価してくれる会社も少なくありません。

通信講座と言えども自分をある程度コントロールして勉強をしないといけないため、セルフマネジメントがしっかりできるようにもなります。

今回紹介した資格は初心者でもそこそこ勉強すれば、比較的取得しやすいものが中心です。

何も資格を持っていない人やとりあえず何かを勉強したいという人にも、人生のどこかできっと役に立つことは間違いないので、時間があればぜひ資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。