債務者の立場で、借金の返済が過払いになっているとは思いたくないことです。借金の返済を払い過ぎているなら、大切なお金を必要以上に失っていることになります。
お金を稼ぐことにとても苦労する今の世の中でそれは痛恨の極みですので、もし借金の返済が過払いになっているのなら速やかに返還してもらいたいと、債務者なら誰もが考えるはずです。
ですが、過払い請求を含めた債務整理全般のことを、一般の人が詳しく知っているはずもないです。ですから、過払いを疑っていてもその考え方が正しいのかどうか不安になってしまいます。
そんなときはとりあえず過払い請求に関する無料相談を利用すると、事実がはっきりとわかります。
一般の人では悩んでしまってわからないようなことでも、プロの弁護士や司法書士ならどういう状態なのかすぐにわかります。その結果過払い請求ができるならそれに向けて行動していかなければなりませんので、もしもで過払いを疑っているのなら間違っているかもしれないと思ってもとりあえず無料相談をしたほうが良いです。
その状況を弁護士や司法書士に伝えさえすれば的確なアドバイスをもらえるでしょうし、場合によってはそこから具体的な過払い請求の依頼へと切り替わる可能性もあります。
お金のことはなあなあで終わらせることなくはっきりとさせたほうが債務者としてもスッキリできますし、そのために力を注ぐことは決してムダではありません。ですので、過払い請求のことで悩んでいるなら、まずは専門家に相談です。
債務整理の種類と基本的な考え方
返済が難しくなった借金を整理し、負担を減らすことを債務整理と呼びます。債務整理の方法にはいくつか種類があり、それぞれにメリットとデメリットが異なりますので債務整理を行う前にはその違いをよく把握しておくことが大切になります。
まず、もっとも手軽に行われているのが過払い金の返還請求です。これは弁護士や司法書士といった専門家に借金の内容を改めてチェックしてもらい、過払いとなっている金額を返還してもらうというものです。
返還ぶんはそのまま借金が減額されるのと同義ですから、とりあえず無料相談を受け付けている弁護士に相談するだけでも債務の内容が改善する可能性があります。ただし、当然ながら債務整理としての効果は小さく場合によっては過払い返金額が弁護士費用で帳消しになってしまうケースもあります。
本格的な債務整理として頻繁に行われるのは任意整理という方法です。任意整理は簡単に言えば、債務者の返済能力に応じて返せるぶんだけ返すようにする、というものです。
借金の一部減額や分割返済など、あくまで交渉によって返済をなるべく無理のない形に整えてもらうのが任意整理ですので、借金返済の必要が消えてなくなるわけではありません。
また最低でも五年ほどは新たな借金をすることが不可能になります。借金を完全に免責してもらうには自己破産という方法を採るしかありません。しかし自己破産は家財を手放す必要が出るなどリスクも大きいので、最終手段であると認識しておきましょう。
また任意整理と自己破産の中間に当たる個人再生という債務整理の方法もあります。ただし個人再生は条件を満たすのが非常に難しいので行う際には弁護士などとよく相談しましょう。
債務整理を行うメリットとは
キャッシング、カードローンなどを利用していて返済が遅れたり、支払い過ぎた利息がある場合に有効なのが債務整理です。債務整理は任意整理、過払い請求、個人再生、自己破産などのことを指し、それぞれにメリットがあります。どういった手続きが良いか、具体的にはお金の借り方や返済能力などによって決まります。
借金減額を狙って行うケースも多く、大抵は借金で困ったときに手続きに踏み切るものです。個人でも可能ですが、知識が必要なため多くの人は法律事務所などへ駆け込み弁護士の力を借ります。
とはいえ、まずは借金相談が可能な弁護士を見つけることが重要です。弁護士と相談しつつ、どういった手続きが良いか決めましょう。相談料が無料の法律事務所も最近では多いです。
有名なところだとベリーベスト法律事務所がおすすめです。ネットで口コミなどを調べればわかりますが、ベリーベスト法律事務所は評判もとても良いので信頼がおけます。
支払い過ぎた利息がある場合は、過払い請求が可能となります。過払いは利息制限法を理解していれば把握することができます。融資額にもよりますが、金利が18％を超えて発生した利息を支払っている人は支払い義務のないお金を支払っている可能性があります。そのため過払い請求を行えば取り戻せることが多いです。
なお弁護士等へ依頼すると手数料が発生します。後に不都合が生じないように手数料については前もって把握し、理解しておきましょう。
個人再生では借金を減額した上で返済をしていくことになります。返済能力がある場合に可能な手続きです。逆に自己破産の場合は返済能力が低い、または無い人が行えます。