常識にとらわれないのが韓国ドラマ!見れば見るほどに興味がわく

ネットでいろんな国のドラマや映画が見れるようになったおかげで、お隣の国である韓国のドラマや映画もいつでも好きな時に楽しめるようになりました。

今までは海外の作品と言えば洋画が中心でしたが、韓国を筆頭に中国や台湾のドラマなども幅広く配信されているので、海外物のドラマが好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。

中でもやはり韓国ドラマは人気を博しており、韓国ドラマを動画配信サービスで無料視聴できるところも増えてきました。作品数や配信している作品の種類はそれぞれの動画配信サービスによって異なりますが、オリジナルの韓国ドラマを制作しているところも増えてきています。

今回はそんな韓国ドラマについて紹介したいと思います。

イケメンと美女がドラマを面白くする!独特のストーリー展開にも注目

韓国と日本の関係といえば、歴史認識を巡る対立などが度々のように取り上げられるなど微妙な間柄と言わなければなりません。文化や歴史、慣習などさまざまな面での違いがあるのは事実ですが、韓国ドラマに関しては広く日本でも受け入れられているといえるのではないでしょうか。

とりわけ、若い世代の女性が中心となりますが、最近では性別や年齢を問うことなくファンが増加傾向にあります。「韓国ドラマがきっかけになり、韓国についてもっと知りたくなった」などという日本人も多く、ドラマの撮影シーンに登場する場所に旅行に訪れる人も少なくありません。

韓国ドラマがこのように日本に浸透している背景については、ストーリー展開の妙味や登場するキャラクターの面白さなどがあることは間違いないでしょう。

韓国ドラマの共通点として挙げられるのが、いわゆるイケメン俳優の存在感の大きさです。女性視聴者へのサービスを意識しているのか、イケメンの登場シーンではシャワーを浴びるなどのシーンが目立ちます。当然ながら、引き締まったイケメンの上半身に興味関心を掻き立てられる女性は多くいるでしょう。

また、誰もがウットリするようなイケメンであるにも関わらずに、恋愛経験ゼロというケースが少なくありません。日本のドラマで良く見るような女性を手玉に取る色男という雰囲気ではなく、初めての恋愛にドギマギするようなシチュエーションが視聴者の心をワクワクさせるのです。

韓国ドラマでイケメンの恋愛相手となる女性俳優についても、若くてキレイな人がいつも起用されています。特にヒロイン役を務める女性は韓国国内でもトップレベルの人気です。

多少極端な構成や展開だと思われるのが、必ずといって良いほど韓国ドラマのヒロイン役は生命の危険にさらされる事件や事故に巻き込まれることです。「絶対にあり得ない」というようなケースも多いですが、ある意味このわざとらしさが韓国ドラマの特徴であり、人気の原動力となっているのかもしれません。

絶体絶命のピンチに追い込まれてしまったヒロインを助けるのはイケメン俳優であることは言うまでもないでしょう。

奇想天外だからこそ面白い!韓国ドラマの傾向

予言や占いなどがストーリー展開に大きく影響を与えるケースが多いのも、韓国ドラマの特徴といえるのではないでしょうか。個人差があるため一概に言うことはできませんが、韓国人は占いや迷信などを信用する傾向が強いと言われており、それにも起因しているのかもしれません。

ニュースやドキュメンタリーなどでも頻繁に取り上げられることがありますが、韓国は言わずと知れた学歴重視の競争社会です。その是非は別にして日本よりその傾向は強いと言われます。韓国ドラマの中では、奥様たちの熾烈なマウント合戦が繰り広げられますが、これはそんな韓国の国民性を表しているのかもしれません。

韓国ドラマを語る上では、若くて将来を有望視されるイケメン俳優とヒロイン役を務める女性俳優が中心になりますが、脇役の果たす役割も重要です。

しかしながら、何故か親世代や上司役を務める俳優はおなじみの顔ぶれが多いことに気づくのではないでしょうか。「また、この人が出てるの!」などと言いたくなることがしばしばです。

最近の日本でも同様の傾向が見られることとして、息子に溺愛する母親が多いことが挙げられます。この傾向については、さまざまな面で男子が弱体化していることもありますが、母親が強くなり過ぎという声も多く聞かれます。韓国ドラマでは特に息子が御曹司の場合、付き合う女性に対する監視の目は一層厳しさを増すことになり、息子に相談することなく手切れ金などを渡して別れさせることも少なくありません。

その事実を知った息子は怒りを露にしますが、女性を諦めるしかなくなります。「恋愛相手がロボットや吸血鬼、人魚など人間ではなかった」という何ともミステリアスでユニークなことが多いのも韓国ドラマの醍醐味の一つです。

時にはマンガの主人公と恋をするというケースもあります。ここまでくると呆れるような内容ですが、これも韓国ドラマの良さです。